Webアプリ開発
自己紹介
「さわださとし」で検索してみてください。
ロードマップ
- Webアプリの概要
- Eclipseによる開発
- 復習(Eclipseに慣れよう)
- TDD(FizzBuzz)
- コレクションフレームワーク
- JSP
- Springフレームワーク
- JavaScriptとjQuery
- JSONによる通信
Eclipseに慣れる
CHAPTER15のサンプルプログラムをEclipseで作ってみる。
Eclipseでは、プログラムを「プロジェクト」単位で管理するので、最初にプロジェクトを作成する。
メニューから[新規]-[プロジェクト]-[Javaプロジェクト]を選択。プロジェクト名は「c15」にする。パッケージエクスプローラに c15 プロジェクトが現れる。
クラスを作るには、c15 プロジェクトを展開し、src を右クリックする。ポップアップメニューで[新規]-[クラス]を選択するとクラスを作成するダイアログが表示される。クラス名に「Sample」を入力し、メソッド・スタブの「public static void main(String[] args)」をチェックして「完了」をクリックすると、クラスが作成され、エディタが表示される。
Sample/Sample2/Sample3/Sample4をEclipseで入力して実行する。Eclipseの操作に慣れる。
便利なキー操作
- Ctrl+A: 全選択
- Ctrl+I: インデント修正
- Ctrl+SPACE: 補完リストをポップアップ
- Ctrl+S: 保存
TDD(テスト駆動開発)
FizzBuzzをTDDで作成してJUnitの使い方に慣れる。
まずはFizzBuzzクラスを作成。
パッケージエクスプローラでFizzBuzzクラスを右クリックし、[新規]-[JUnitテストケース]を選択すると、FizzBuzzTestクラスが生成される。
Eclipseのクイックフィックスを使ってFizzBuzzにsay()メソッドを作成する。Eclipseが作った状態だと return null; となっているが、そのままテストを実行して、エラーになるのを確認する。
テストメソッドの中に、実際のテストコードを記述する。
@Test
public void testSay() {
FizzBuzz fb = new FizzBuzz();
String s = fb.say(1);
assertThat(s, is("1"));
}
テストにパスするようにFizzBuzzを修正する。
public String say(int i) {
return "1";
}
テストを実行して、バーが緑色になってテストにパスすることを確認する。
テストコードを追加する。引数が1の場合は成功したので、引数が2のテストケースを作る。
@Test
public void testSay1() {
FizzBuzz fb = new FizzBuzz();
String s = fb.say(1);
assertThat(s, is("1"));
}
@Test
public void testSay2() {
FizzBuzz fb = new FizzBuzz();
String s = fb.say(2);
assertThat(s, is("2"));
}
テストを実行してエラーになるのを確認する。
ここで時間切れ。テストがエラーになる状態でその日の作業を終わらせるのが良い。次に作業を開始するときに、最初にテストを実行すれば、どこから作業を始めればいいのかがすぐに分かる。
テキスト
Amazon.co.jp: 基礎からのJava 改訂版 (基礎からのシリーズ): 宮本 信二: 本
PART01 はじめてのJava
CHAPTER01 Javaって何
CHAPTER02 はじめてのJava
PART02 Java文法の基礎
CHAPTER03 変数
CHAPTER04 数字の計算
CHAPTER05 プログラムに引数を渡す
CHAPTER06 いろいろなデータ型
CHAPTER07 フロー制御1 条件分岐
CHAPTER08 フロー制御2 繰り返し制御
CHAPTER09 配列
CHAPTER10 メソッドの基本
PART03 クラスの基本
CHAPTER11 はじめてのクラス
CHAPTER12 もう少しクラス
CHAPTER13 アクセス修飾子
CHAPTER14 標準ライブラリとAPIリファレンス
CHAPTER15 文字列を扱う
CHAPTER16 はじめての例外
CHAPTER17 コンソール入出力
CHAPTER18 パッケージとクラスパス
PART04 クラスとオブジェクト
CHAPTER19 継承
CHAPTER20 ポリモーフィズム
CHAPTER21 例外とアサーション
CHAPTER22 クラスを使いこなす
PART05 Javaを便利に使う
CHAPTER23 コレクション
CHAPTER24 ストリームを使いこなす
CHAPTER25 スレッド
APPENDIX
APPENDIX01 Javaの演算子
APPENDIX02 Javaのキーワード
APPENDIX03 例外一覧